NITE中間発表、次亜塩素酸水コロナへの有効性は確認されず。
こんにちは！今回は次亜塩素酸水についてです
コロナに効くのか、効かないのかと言う点が気になりますよね
目次
１.次亜塩素酸水とは
2.コロナへの有効性
3-1PH値によって安定性が異なる
3-2濃度ごとの用途
4.まとめ
次亜塩素酸水とは
ウィキペディアによると
とあります
食品添加物なんですね～。次亜塩素酸ナトリウムとは違う物なので
注意が必要ですね、次亜塩素酸ナトリウムはプールとかの殺菌に使われるものです
水溶性のものだと食品添加物に使われています
では気になるコロナへの有効性ですね（まぁタイトルに書いちゃってますが笑）
コロナへの有効性
結論から言ってしまうと効果はない様です
製品評価技術基盤機構（NITE）によりますと
酸素濃度や塩素濃度の異なる次亜塩素酸水を使用しコロナウイルス
に有効かどうかを2つの研究機関で検証した様です
その結果中間発表で「一部ウイルスの感染力は弱まったが、十分な効果が得られないデータもあるので、ばらつきがあり有効性は確認できない」とのことでした
今後は次亜塩素酸水の塩素濃度をさらに濃くした状態での検証に移行するとのことです
今後に期待ですね！
またNITEは次亜塩素酸水を噴霧して空間除菌する商品が少なくない
事にも注意を促してます
そもそも消毒液を噴霧すると言うこと自体、国際的にも良くない
としているみたいですね
私個人的にも確かにちょっと抵抗あります笑
PH値によって安定性が異なる
市販で売られている次亜塩素酸には様々な濃度があります
高濃度の方が良く聞くイメージがありますが、高濃度になると衝撃などで
成分が分解されやすくなってしまうと言う欠点があるようです
いわゆる安定性に欠けると言うことですね。長期保存には注意が必要です
濃度が薄いと安定性は出ますが上記でも書いたように
コロナウイルスへの効果は期待できません
濃度ごとの用途
約４００ppmがほぼ原液です
この濃度は
- ノロウイルスの除菌
- トイレの便器掃除
- 黒カビ退治
などに使用されます。手袋の着用をお勧めされるレベルの濃さです
１００ｐｐｍで市販の消臭用品になります
- カーテンの消臭
- 寝具の消臭
- ペット用品の消臭など
５０ppmで
- 手洗いうがい
- 子供のおもちゃ除菌
- 日用品の除菌
一般家庭で使うなら５０～１００ppmがいいです
まとめ
残念ながら次亜塩素酸水はコロナへの効果が確認できませんでした
今後は高濃度での実験と言うことでそちらに期待ですね
コロナ収束まで皆で頑張りましょう！！
*1:次亜塩素酸水 (Hypochlorous Acid Water)は、食品加工等の分野において洗浄・消毒用途などで使用される食品添加物（殺菌料）である。 次亜塩素酸ナトリウムとは異なるものである。
専用の装置を使用し、塩化ナトリウム (NaCl)水溶液、塩酸 (HCl)水、あるいは塩酸と塩化ナトリウムの混合液を電気分解することで、次亜塩素酸 (HClO)を主成分とする次亜塩素酸水をつくることができる。
