寝る前に見ると心落ち着くアニメ夏目友人帳

 

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こんにちは!

 

今回は私が大大大好きな「夏目友人帳」を取り上げたいと思います

 

皆さんは心温まるアニメは好きですか?

日々のストレスで辛くはありませんか?

そんな時には「夏目友人帳」をどうぞ

アニメはバトルがあって、騒がしくて、主人公が熱血!!

みたいなのが多いと思っていませんか?

夏目友人帳」 は違います!寝る前に見ると安眠できます笑

ちょっとネタバレ含みます

 

 

 

 

 

大まかなストーリー

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舞台は熊本県人吉市。物語に出てくる風景そのまんまの町です

妖怪(あやかし)、幽霊などがみえてしまう高校生の「夏目貴志(なつめたかし)」が用心棒のにゃんこ先生こと大妖怪「斑(まだら)」と共に数々のあやかしが起こす事件を解決していくお話です

 

夏目貴志は早くに両親を亡くしているため親戚をたらい回しにされていました。妖怪などが見える体質のせいで、親戚の人たちから気味悪がられていたのも原因です。しかし熊本の「藤原夫妻」がもうたらい回しにはしないと、夏目貴志を引き取ることになりました。

 

夏目は祖母の夏目礼子から受け継いだ「友人帳」を大切に持っていましたが

その友人帳が実は、そこら中のあやかしものの名前が書かれた物でした

妖怪(あやかし)にとって名前は命と同じもので、名前を縛るとそのあやかしを自由に使役できるんです

 

なので夏目は「友人帳」が欲しい者達の恰好の的になってしまいます

夏目は友人帳を使えばあらゆる妖怪を使役できるが、無理矢理使役することはしたくないと1人で逃げまといます

そこでたまたま出会った斑と行動を共にする事になります

斑も友人帳が欲しいのですが、そもそも夏目礼子の友人だったので、夏目が死んだら友人帳を譲り受ける約束で用心棒になりました

 

その後は斑に友人帳を譲る約束をしているのに、夏目は友人帳に名前が載っている妖怪達に名前を返し始めます笑

斑はそのことに怒ってはいますが、結局夏目が心配で一緒に居ます

 

その後は学校の友達の中から夏目を理解してくれる友達が現れ夏目の心が徐々に救われていきます

 

そして次々と妖怪達の困りごとを解決していく中で夏目の名前が徐々に妖怪達のみならず、それらに関わる人間達にも知れ渡るようになります。

 

夏目友人帳の心温まるお話

夏目友人帳には数々の心温まるストーリーが存在します

ここでは一部だけ紹介いたします

 

1.縛られしもの

縛られしものは夏目友人帳陸に出てくるお話ですね

このお話には「祓い屋」と呼ばれる、妖怪を祓うお仕事をしている男性が出てきます。その祓い屋は3体の妖怪を使役していて、その妖怪達と悪さをしている妖怪を祓っていました。

しかし加齢と共に祓い屋は妖怪達が見えにくくなってきてしまい、最後には完全に見えなくなり、祓い屋を引退します。引退するときに「祓い屋を引退するから、もうお前達は好きに生きて良いぞ」と言うのですが、3体の妖怪達はそれが受け入れられません。

しかしもう見えなくなってしまった祓い屋の主人に声が届くことはありませんでした

 

うまく解散できなかった祓い屋は次第に3体のうち2体の妖怪から家を荒らされるようになります。呪いを家に掛けようとするんです

 

そこで夏目がにゃんこ先生と残った1体の妖怪とで、暴れている2体の妖怪を大人しくさせてしっかりと別れをさせます

そのときの2体の妖怪の言葉が心にきます

なぜ2体の妖怪は家に呪いを掛けようとしていたのでしょうか?

ここには涙がこぼれる理由があるんですよ、ぜひ見てください!!

ジンベーー!


[MAD]夏目友人帳 陸〜縛られしもの〜

YouTube引用↑MOD

 

2.結んではいけない

夏目友人帳伍のお話ですね、多軌という夏目の同級生のお話です

多軌の祖父が昔、妖怪が見える様になる陣を開発したと言うお話を、夏目は多軌から聞きます。さらにその陣を書いたら本当に妖怪が見えたというのです

 

その頃、多軌の家では助けを求める声が毎日のように聞こえてきて、恐ろしくなり夏目に相談します。そこで実際に多軌の家に行ってみます。すると多軌の家には3体の妖怪がいました。3匹の内2匹は小さいウサギの妖怪で、1匹は大きな毛深い妖怪でした。

 

多軌の家では昔、多軌の祖父が家中に呪い(まじない)を掛け、家は見えない壁や見えない扉があったりとまるで迷路のようになっていました

2匹のウサギの妖怪は家の中ではぐれ、互いに迷子になっていたのです

 

毛深い妖怪は家からの出方を知っていたのに家から離れようとしません。そこで夏目は大きな毛深い妖怪と協力して迷子のウサギを探し出します

 

夏目と大きな毛深い妖怪は一緒に探しているうちに仲良くなります

探している間に妖怪が見える陣は実は「祓い屋」の間で禁術に指定されている事が発覚します。禁術に指定された事に対しての大きな毛深い妖怪の解釈が美しく優しいです。

大きな毛深い妖怪は、妖怪が見える陣を禁術にした者を「優しい者」と言っています。それはお互いに見えてしまうと良くないからだと
人間は妖怪に目を付けられると最悪殺されてしまいます。また妖怪にとっては人間の感情はまぶし過ぎるんですよね、特に純粋な目で優しくされると孤独だった妖怪はうれしいけれど、悲しくもあるんですよね

 

大きな毛深い妖怪は2匹のウサギの妖怪を抱きかかえ家を後にします

 

 

 

なぜ大きな毛深い妖怪は多軌の家を離れたくなかったのでしょうか?

 

最後に大きな毛深い妖怪はこう言っています

 

「迷った私を助けてくれた
連れて行きたい、叶うならば
美しき山も、美しき谷も
ともに見たいと思ってしまった
この気持ちを人はなんとよぶのだろう」


【夏目友人帳】伍 結んではいけないい

YouTube引用↑最後のシーンのみ↑

 

3.幼き日々に

こちらは夏目が小学生の時のお話です。夏目は妖怪のせいで日々周りから気味悪がられ、1人でいました

夏目の通学路の途中、木の上に常にいる妖怪がいました。その妖怪は人には姿が見えないのは分かっていますが、さみしさから人を脅かしていました。見えてないので驚かせても一切反応は返ってきません

ただそれでも、ずっと木の上から人を見ていました

 

そんな時夏目と出会います。夏目を脅かしたとき確かに夏目が反応したことに驚き、その後は夏目にちょっかいを出し続けます。

ただ夏目に認識してもらいたかったんですね

夏目もそこまでいやがること無く、そんなに気にもせず過ごしていました。

夏目にちょっかいを出しているうちに徐々に人間社会における夏目の扱いに気づき始めます

 

そして心配し始めます。ただ心配しているうちに夏目はお世話になっている親戚の家から出され、また違う親戚のやっかいになる事が決まります

ある日いつも通り夏目を脅かすと、夏目は驚き一緒に居た友達を突き飛ばしてしまいます

友達はとても怒り夏目に詰め寄ります、すると夏目はもう限界と言わんばかりに「僕が何をしたって言うんだー!!」と泣き叫びます

 

その後すぐに夏目は引っ越しそれっきりになってしまいました

 

最後には感動する展開となっておりますよ!!

 

夏目の優しさと、木の上の妖怪がうれしそうに安心する描写はとても心が温まります

 

とにかく木の上に居る妖怪が可愛いです!!

 

まとめ

夏目友人帳は妖怪と人間の関係を描いています。人間よりも遙かに長く生きる妖怪はいつも同じような日々を過ごしています。何か役割があったり、ただ山の中で生活していたり、そんな生活の中で何か嫌なことがあり人や妖怪を襲ったりする妖怪も居ます。

 

人に害をなす妖怪を祓う「祓い屋」や、人が好きな妖怪

 

人の中にも悪い人が居て、いい人が居て

 

妖怪もまた然りで

 

人とか妖怪とかそんなの関係なく接していける夏目のような人は、現代社会でも必要な人材では無いかと思います。

 

見かけで判断せず中身で判断し、優しい

 

いいですね~、怖そうな顔をしていれば偉いなんて勘違いは滅ぶべきですね!!笑

 

人の寿命と妖怪の寿命は遙かに違うのに、人と妖怪がたまに接してしまうことから、儚くも悲しい物語が生れます

 

それが「夏目友人帳」では美しく感動的に描かれています

 

よく妖怪ものは怖いとか、バトルで切ったー張ったーが凄いんでしょ?

という印象がありますが、「夏目友人帳」は優しい世界なので寝る前に見ると安眠出来ます!!

 

また、音楽が素晴らしいです!OP、EDだけで無く作中のBGMも素晴らしく作品に合っているんです!!

 

あとにゃんこ先生が可愛いです!元の姿の斑はめちゃかっこいいです

 

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かっこいいですね~

夏目友人帳」はもう10年近くシリーズが続いています!

 

見返すのは大変かも知れませんが是非是非見返して見てください!!