ローソク足って?
ローソク足をしっかり解説!
こんにちは!今日は株のお話です~
皆さんはロウソク足を知っていますか?
こんな感じのやつですね
一体なんなの!?
ロウソク足はその日一日のその銘柄の動きを表しています。
そもそもは江戸時代に作られた「酒田五法」という理論に基づくものです
江戸時代から株はあったんですね~笑
大きさで強弱(売り買いの数)を表して、色で売りが優勢だったのか買いが優勢だったのかを表しています。
上の画像ですと赤が買い優勢、青が売り優勢となっております。
赤色を陽線青色を陰線といいます。関係図は以下の通り
手書きでごめんなさい!(^^;)
用語
- 陽線(ようせん)
- 陰線(いんせん)
- 上ヒゲ(うわひげ)
- 下ヒゲ(したひげ)
- 高値(たかね)…その日の最高額
- 安値(やすね)…その日の最低額
- 始値(はじめね)…その日の一番始めの値段
- 終値(おわりね)…その日の終わりの値段
陽線(左)の場合ロウソク部分の一番下(始値)から始まり、ロウソクの一番上(終値)で終わっています。上のヒゲはその日一度上ヒゲの一番上(高値)まで株価が行ったが、その後売りに押され終値まで株価が下がったことを表しています。逆に下ヒゲはその日一度下ヒゲの一番下(安値)まで下がったが、買いの勢力に押され始値まで戻ったことを表してしています。
つまり上の陽線の株価は始値から始まり、一旦安値まで下がったが、その後高値まで上がり、その後終値まで下がって落ち着いたということです。
逆に右の陰線は、ロウソクの一番上が始値となり一番下が終値となります。つまりこの銘柄の株価は、その日ロウソクの一番上の始値から始まり、一度は上ヒゲの一番上の高値まで行ったが、その後売りたたかれて下ひげの一番下まで下がりその後、買い戻されてロウソクの一番下の終値で終わったということです。
このようにロウソク足が分かるとその日その銘柄に何があったのかがある程度見えてきます。これはとても重要です。
例えば「大陽線で下ひげが長い」でその日終わっている銘柄があったとします。この銘柄は朝は売りが優勢で株価が下がったものの、その後買いが優勢となり上がり続けて、ついには下がること無く上がりっぱなしで(上ヒゲを作ること無く)一日を終えたことになります。
これは朝の時点ではこの銘柄があまり期待されていなかった、もしくはもう上がらないと思われ売られていたが、途中で何か良いニュースが舞い込んできて途中から買いが殺到したのかな?もしかしたらニュース次第では明日もあがるのではないか!?と考えることも出来ます。もちろん株価が上がる理由は様々ですが、実際に「大陽線で下ヒゲ長い」で終わっている場合、途中から買いの勢力が圧倒的だった事は確かなので、次の日はその波に乗ろうとする人たちが買いに走る可能性は大きいです。
逆に「上ヒゲ長い大陰線」だった場合は途中から売りの勢力が圧倒的だったことが分かります。次の日下がる確率が高いと考えてください。
ヒゲだけ
ではヒゲだけ、つまり十字架(十)の形をしていたらどうでしょう…
それはずばり!迷いを表しています。買いも売りもほぼ同じだと優劣付けられずロウソクは出ません。そんな銘柄は要観察してください。
まとめ
ロウソク足はそれだけでのかなりの情報量を持っています。
次の日上がるかな?下がるかな?と考えてみるのも良いですよ!
もちろんそれだけでは株価が上がるか下がるかを言い当てるのは難しいですが、考える材料としては必須です。
そして2つ3つと繋げて見るとその銘柄のちょっとしたストーリーが見えてきます。
ローソク足が分かると単純移動平均線なども絡めて覚えられるので勉強の速度が上がって行きます!
一度覚えてみてはいかが?楽しいですよ!