久しぶりに株のお話!!注文の種類!そこにもテクニックが!!

こんにちは!

 

今回は注文の種類を説明していきます!!

 

実際チャートなどを見て「よし!この株買おう!」となっても

 

どのやり方で買えば良いのか分からないですよね

 

なので今回簡単にまとめてみました!

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 目次

1.現物買い
2.現物売り
3.信用買い
4.信用売り
5.PTS
6.売り買いを選んだ後のそれぞれの注文

 6-1指し値注文

 6-2逆指し値注文

 6-3成り行き注文

 

信用売り(空売り)に関しましては別に過去の記事にまとめてあります

 

 

現物買い

現物買いはレバレッジ(お金を借りて株を買う)をせずに行う取引方法です

 

株の売買においてはこれが一番安全ですね

 

30万円分の株を買ったとしたら、その会社が倒産してしまった場合

 

最大30円分の損失になります。それ以上の損失は出ません

 

つまり掛け金分が最大の損失になります

 

上がると思った銘柄はまずは現物買いで取引しましょう!

 

現物売り

現物買いをした場合、現物売りで売却します

 

現物売りは利益の20%を税金で持って行かれて手数料も掛かります

 

信用買い

レバレッジを掛けて取引します。10万で約30万円分の取引が出来ます

 

約3倍ですね、本来持っているお金よりも多くの株を扱うことができ

 

利益もその分大きくなります

 

10万円担保で20万円を借りて合計30万円分の株で取引したとき

 

5万円分の株価が上がったとします

 

すると現物取引であればそのまま5万円の利益となります

 

しかし信用買いですと次のようになります

 

30万円に15万円(レバレッジ3倍=5万の3倍)の利益なので45万円

 

そこから20万円を返すので、手元に残るのは25万円

 

その25万円の中の10万円は最初から自分で出した担保なので

 

最終的には15万の利益となります

 

良いですね~

 

ただし、損をした場合はどうでしょうか?

 

例えば10万円を担保に20万円を借りて合計30万円分の株を買ったとします

 

ここで株価が5万円分下がってしまったとします

 

現物取引の場合20万円借りていないので

 

5万円の損になりますが、信用取引では

 

20万円の損となります。

 

まず5万円下がったと言うことは3倍のレバレッジなので15万円の損失が出ます

 

ここで30万円が15万円になりました。

 

しかし、そもそも20万円は借金であったはずです。

 

15万円では返せませんね。ここで5万円の追証が発生します

 

つまり15万円の損失に加え5万の追証が発生し20万円の損失となります

 

ではもう一回、今度は10万円の担保で20万円借りて合計30万円

 

そこで15万円分株価が下がったとしたら

 

まず45万円分の損失が出ます。わお!!

 

そこから30万ー45万=-15万残り

 

-15万て…20万返さなくちゃいけないのに…

 

と言うことで20万円の借金が加わるので-35万円追証になります

 

最後に最初の45万と35万足して80万円の損失となりますね

 

現物取引であればもちろん15万円の損失となります

 

このように信用取引は思いがけない損失が出てしまう事がありますので慎重に取引をしてください

 

信用売り

 

mitenex.hatenablog.com

 

 

PTS

これは、証券取引所を介さずに株を売買出来る仕組みです

 

基本的にPTSは証券取引所より遙かに取引が出来る時間が長いです

 

証券取引所が朝9時から午後15時までで

 

間に11時30分~12時30分まで休憩があります

 

対してPTSは朝8時20分~16時、16時~23時59分まで

 

途中お昼休憩はありません

 

つまり証券取引所では時間外取引は全て次の日の始値で取引されますが

 

PTSは証券会社が出した株価と近い値段で引けを迎え

 

取引に応じて常に株価が変化し、その値段で実際に取引が出来ます

 

つまり、お仕事で時間内に取引できず時間外取引ばかりの人は

 

PTSで23時59分までなら株を買ってしまえるわけです!

 

便利!!

 

ただしここで注意点があります

1.現物取引のみです
 
2.PTSは取引している人が少ないので約定しにくいです
 
3.株価はあくまで証券取引所が決めた値段が正義です
 
PTSで買いを入れるとPTSの値段で買いが入りますが
 
利益は証券会社の決めた値段との差異で決まりますのでご注意く さい

 

例えば引け値が1400円だった銘柄を23時にPTSで1430円で100株買ったとします

 

すると損失が3000円と表示されます

 

ただ始値がPTSに引っ張られて大概PTSの値段に近い値段が

 

始値になるので、そこまで心配はいらないです笑

 

売り買いを選んだ後のそれぞれの注文

では早速注文を入れたいと思っても注文画面に、一杯注文の仕方が

 

あるじゃ無いですか!!笑

 

はい説明していきます!

 

1.指し値注文

株価を指定してその値段で買うやり方です

 

狙ったタイミングで買えるので分かりやすい方法です

 

ただし指し値より株価が下がったもしくは、指し値より大幅に

 

株価が上がった場合は注文失効となりますのでご注意ください

 

また、そこそこ株価が上がった場合その値段で注文が入りますので

 

思いがけず高値で買ってしまったという事もあります

 

2.逆指し値注文

 こちらは「株価がいくら以上になったらいくらで買う」という風に

 

設定出来るやり方です。

 

例えば今1200円の株を「1210円以上になったら1220円で買う」と設定出来るわけです

 

これはリスクヘッジにとても役立ちます!

 

1200円で指し値を入れると1205円とかで購入が入りますが

 

逆指し値を入れると1210円までは指し値が入りません

 

また、抵抗線などと組み合わせて使うと強いのですね!!

 

抵抗線が1210円でここを抜ければ上昇トレンド入り!

 

と言うときに使ってください

 

3.成り行き注文

兎に角この株が欲しいんだよ!と言うときにはこれを使いましょう!

 

どんな値段でも良いから今この株が欲しいと言うときには便利です

 

ただし思いがけない高値でつかまされることもありますので、ご注意ください